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■「WinAudit」はコンピュータの種々の情報を分析し、HTMLやテキストファイルなどさまざまな形式で保存しておくことができるフリーソフトである。
■コンピュータの情報を簡単に取得でき、ファイル以外にデータベースに情報を保存しておくことができる便利なツールだ。

■ソフト名 WinAudit(バージョン2.29)
Win7VistaXP2000NT20082003
日本語英語
■開発 Parmavex Services社
■URL http://pxserver.com/(ファイルのダウンロードはhttp://pxserver.com/WinAudit.htmから)
■ファイル winaudit.zip(944,640バイト)
winauditu.zip(1,044,286バイト/UNICODE版)
■対応OS Windows 7/Vista/XP/2000/NT4/NT3.51/Me/98/95/PE/Server 2003/Server 2008(通常版、英語版で日本語未対応)
Windows 7/Vista/XP/2000/NT4/PE/Server 2003/Server 2008(Unicode版、日本語対応)
■価格 無料
■評価
(5段階)
★★★★

 使用しているコンピュータのシステム情報やインストールされているプログラムなどの情報をスキャンしてレポートを作成するツールは数多く公開されている。これらを使って、システムの分析データや履歴を保存し活用しているユーザーも多いだろう。この連載でも以前に「SIW - System Information for Windows」(詳細なシステム情報を取得する)や「HWiNFO32」(コンピュータのハードウエア情報を取得する)などを取り上げている。

 このうち、ハードウエアやソフトウエアに関する情報を収集するお薦めのツールとして紹介した「SIW」は、紹介時点では無償版としての「スタンドアロン版」が公開されていた。だが、その後のバージョンアップなどで無償版は開発が終了し、現在はHome Editionとしては「SIW 2011(build 1029i)」および「SIW 2012(build 0408)」(スタンドアロン版、Windows 8とx64対応)を残すのみとなっている。いずれも個人用としての無償利用が可能であり、システムの詳細な情報をHTMLファイルとして出力できるほか、日本語にも対応している。ただ、レポート形式がHTMLファイルのみと制限されているほか、下記のいくつかの使用上の制約がある。

  • 個人用の環境で、かつ非商用の目的でのみインストールと使用が可能(企業内ネットワーク環境では、インストールして分析後にレポートを作成しても「Corporate environment detected!」と表示され、すべてのデータが表示されないことに加えて、有償版の購入を促す警告メッセージが表示される)。
  • レポートの題名が自動的に「SIW__
  • インストールフォルダが「"%ProgramFiles%\SIW"」または「"%ProgramFiles(x86)%\SIW"」と決められている。

 このような制限がない状態でSIWを使用するには有償版(39.95ドルのTechnician's Versionや99.95ドル~のBusiness Edition)などの使用を余儀なくされそうだ(これら各バージョンの違いについては「SIW - Differences between versions」を参照)。

 そこで今回は、同じようなシステム情報収集ツールとして、無償版でありながら上記のような制限がなく、またレポートとしての出力形式が多彩な「WinAudit」を紹介する。

 WinAuditは、基本的には英語版のツールだが、多言語版としての対応が進んでいる。通常版(ダウンロードファイル名:winaudit.zip)は日本語には対応していないが、同時にUNICODE版が公開されているので、日本語環境での使用を望むのであればUNICODE版(ダウンロードファイル名:winauditu.zip)をダウンロードして使用する。今回はこのUNICODE版を使用して説明することにしよう。なお通常版とUNICODE版では対応OSが若干異なっている点も注意が必要だ(UNICODE版はWindows 95/98/Me/NT3.51は対応とは記載されていない)。