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 「IT人材白書2012」では、経済産業省が策定し普及を進めているITSS(ITスキル標準)とUISS(情報システムユーザースキル標準)の普及状況についても調べた。最終回ではその結果を報告しよう。

ITSSの活用、「大企業多く中小企業少ない」の傾向は変わらず

 図1は、IT企業におけるITSSの活用状況である。最新の2011年度調査では、ITSSを「現在活用している」としたのが27.5%。回答率の傾向は、2008年度調査から変わらない。

図1●IT企業における、ITSS(ITスキル標準)の活用状況
図1●IT企業における、ITSS(ITスキル標準)の活用状況

 活用状況を企業規模別に表現したのが図2だ。従業員規模が小さくなるにつれて下がる傾向がある。1001名以上の企業では82.5%が「現在活用している」と回答しているが、301名以上1000名以下の企業では41.9%と半分の比率となる。

図2●IT企業における、ITSS(ITスキル標準)の活用状況(従業員規模別)
図2●IT企業における、ITSS(ITスキル標準)の活用状況(従業員規模別)

 図2には示していないが、規模が小さいほど比率が下がる傾向は過去と同様であった。詳しくは、2010年度調査について解説した記事を参照してほしい(昨年版の調査結果)。