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写真1●COMPUTEX TAIPEI 2012会場のひとつ、台北世界貿易センター南港展覧館
写真1●COMPUTEX TAIPEI 2012会場のひとつ、台北世界貿易センター南港展覧館
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 2012年6月5~9日まで台北で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2012」(写真1)。ここでは、Windows 8やUltrabookをはじめとする、多数の新製品が発表・展示された。展示会場にはASUSやAcer、MSIやGIGABYTEなど地元台湾の有名メーカーに加え、IntelやMicrosoft、Qualcomm、NVIDIAなどの海外企業もブースも出展した。

 本特集ではCOMPUTEX TAIPEI 2012で発表された新製品や展示の様子を振り返り、全体のトレンドを紹介した上で、今後の業界動向を展望してみたい。

タブレットとノートPC兼用の製品が多数登場

 COMPUTEX TAIPEI 2012のトレンドを知る上では、まず注目したいのはAcerとASUSだ。両社とも、COMPUTEXの開幕前日となる6月4日に報道関係者向けの発表会を開催。多数のPCと関連製品を発表した。両社ともにWindows 8対応のPCを発表したのはもちろんだが、その多くがタッチ操作に主眼を置いていた点も共通する。

 Acerの発表会(関連記事:[COMPUTEX 2012]AcerがWindows 8搭載製品6モデルを発表)では、タブレットやUltrabook、オールインワン(AIO)といった多彩なフォームファクターのPCを発表。いずれもWindows 8に対応予定だ。

 Acerのブースで特に注目を集めていたのはキーボード部と接続することでノートPCスタイルにもなるタブレット「ICONIA W510」だ(写真2写真3)。このようにタブレットとノートPCの両方のスタイルで利用できるPCが多数登場したのがCOMPUTEX TAIPEI 2012の最大の見所といってよいだろう。

 Acerの発表会には、米Microsoft OEM部門のトップSteven Guggenheimer氏も応援に駆けつけた。Acer会長のJ.T. Wang氏は壇上で「Microsoftからここまで熱烈なサポートを受けたことは、未だかつてなかった」と冗談交じりに語っているが、これはMicrosoftがWindows 8のローンチに並々ならぬ力を入れていることをうかがわせるエピソードという印象だ。このようなMicrosoftの水面下での尽力が、メーカー各社がWindows 8に傾倒した理由のひとつといえるだろう。

写真2●COMPUTEX 2012のAcerブース
写真2●COMPUTEX 2012のAcerブース
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写真3●キーボードと接続可能なWindows 8タブレットICONIA W510
写真3●キーボードと接続可能なWindows 8タブレットICONIA W510
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