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Googleの独自タブレット「Nexus 7」
Googleの独自タブレット「Nexus 7」
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 タブレット端末の新製品が続々と登場している。先週、米Microsoftが独自タブレット「Surface」を発表したばかりだが、今週は米Googleが自社ブランドのタブレットを発表した。さらに、アマゾンジャパンが「Kindle」の近日発売を予告。楽天も、同社が買収したカナダKoboのタブレットを国内投入する可能性がある。

 Googleの年次カンファレンス「Google I/O」で初披露されたのは、7インチサイズの独自タブレット「Nexus 7」だ。Googleは「Googleの最良のものを手のひらに入れて持ち歩くために構築した」と述べ、同社のサービスに最適化した機能を備えるという。これまでベールに包まれていた「Android 4.1」(開発コード:Jerry Bean)も詳細が明らかになった。より高速でなめらかな操作性を実現したという。

いよいよ「Kindle」が国内投入

Amazon.comのベストセラータブレット「Kindle Fire」
Amazon.comのベストセラータブレット「Kindle Fire」
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 日本国内では、アマゾンジャパンと楽天に新しい動きがある。アマゾンジャパンは今週26日、同社ショッピングサイトに「Kindle近日発売」という告知を掲載した。Kindleシリーズのすべての端末が発売されるかどうかは分からないが、あと少しの間、同社の発表を待とう。もしかしたら、噂の第2世代Kindle Fireが含まれているかもしれない。

楽天もKobo端末を発売か、7月2日の発表に要注目

楽天が開設した電子書籍に関するティザーサイト。画面中央のタブレットは、6インチのE Inkディスプレイを搭載した「Kobo Touch」
楽天が開設した電子書籍に関するティザーサイト。画面中央のタブレットは、6インチのE Inkディスプレイを搭載した「Kobo Touch」とみられる
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 楽天は来週7月2日に、電子書籍事業に関する記者発表会を予定している。その発表会で、今年買収が完了したカナダKoboのタブレット端末(電子書籍リーダー)も発表する可能性がある。Koboは世界100カ国以上で電子書籍配信サービスを展開し、独自端末も開発している。