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 日本では一般に「MBO=目標管理」と訳される。だが本書は「MBO-S」と表して違いを強調した。Sはセルフ・コントロールであり、MBOを訴えたピーター・ドラッカー氏が本来意図したものだという。

 本書はMBO-Sの実践書だ。その具体的な内容はPlan・Do・Seeで構成される。PDSを順に章立てしているが、大切なのは出だしのP。職場が燃えるチャレンジ目標と達成手段を決めることである。

 チャレンジは「ギリギリの背伸び」を指し、目標は達成できる「予感」と「手段」が欠かせない。目標を立てた時には達成手段が6~7割は見えていなければならないと主張する。それが現場の納得感と達成意欲を生むと解説している。

個人、チーム、組織を伸ばす 目標管理の教科書

個人、チーム、組織を伸ばす 目標管理の教科書
五十嵐 英憲著
ダイヤモンド社発行
1890円(税込)