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 管理職の仕事は、メンバーを「監視し、働かせる」ことではない。彼らの考えていることをキャッチし、自立的な行動を促し、それを仕事の成果に結びつけられるよう導くことである。

 もともと管理職には調整役としてのコミュニケーション・スキルが求められる。だが、昨今のIT管理職に必要なのは、さらに一歩踏み込んだコミュニケーション・スキルである。具体的には次の3つがあるという。

(1)センシング:メンバーの夢・興味のあること、隠されている不平不満などを察知するスキル
(2)共感:メンバーの想いに共感し、さらに考えていることを引き出すスキル
(3)演出:メンバーの主体性を引き出し、自立的な行動を促すスキル

 連載『IT管理職のコミュニケーション新常識』では、メンバーとのコミュニケーションや人材育成に頭を悩ましているIT管理職の人たちに役立ち、しかもすぐに始められるテクニックやツールを解説している。ぜひ参考にしてほしい。

目次

悩めるIT管理職

Twitterで「つぶやき」をセンシングする

「本のプレゼント」で共感する/される

会議で口を開いてもらうための段取り

「5つの原則」で、実りある合宿を行なう

社内SNSを盛り上げる

モチベーションを向上させる「ミニプロジェクト」

コミュニケーションを円滑にするメール活用のTips