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 2012年10月10日から東京ビッグサイトで開催される「ITpro EXPO 2012」展示会に、日本IBMは3テーマを中心に出展する。「ソーシャル・ビジネス」「フレックス・システム」「セキュリティ・ソリューション」だ。展示会場内の2カ所にブースを構えるほか、主催者企画の「Windows Server 2012 World」に製品を展示する。IBMが今、日本市場で注力している分野を表している。


 日本IBMが出展する3テーマのうち、最大のものが「ソーシャル・ビジネス」ブース(写真1)である。Lotusブランドの企業向けソフトウエア群を展示する。Lotusブランドに関して、日本で外部の展示会に出展するのは3年ぶりになるという。全製品・ソリューションを網羅して展示するが、あえてLotusブランドを前面には出さず、「ソーシャル・ビジネス」というキーワードを前面に打ち出す。

写真1●日本IBM「ソーシャル・ビジネス」ブースのイメージ。Lotusブランドの表記は見当たらないが、色使いがLotus風になっている
写真1●日本IBM「ソーシャル・ビジネス」ブースのイメージ
Lotusブランドの表記は見当たらないが、色使いがLotus風になっている。
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 Lotusの「Notes/Domino」は、日本企業における電子メール・グループウエア市場を開拓した一大ブランドだ。競争は激しくなったが、現在でも大きなシェアを占める。だが、「Lotus Notes/Dominoはどうしても硬いイメージがある。IBMが『ソーシャル』に力を入れているというメッセージを、強く打ち出したい」と、日本IBMマーケティング&コミュニケーションズの湊早智子プログラム・マネージャーは説明する。

基幹情報システムの投稿に「いいね!」

写真2●企業向けSNSソフトConnections 4の「アクティビティーストリーム」画面。Facebook風の画面で他の人の書き込みや行動を一覧できる
写真2●企業向けSNSソフトConnections 4の「アクティビティー・ストリーム」画面
Facebook風の画面で他の人の書き込みや行動を一覧できる。
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 目玉になるのが9月20日に発表したばかりの法人向けSNSの最新版「IBM Connections 4」だ。従来版に比べて、個人向けSNSでおなじみになった機能を大幅に強化したのが特徴だ。

 例えば「アクティビティー・ストリーム」という機能(写真2)は、Facebookなど個人向けSNSによくあるタイムライン画面をIBM流にアレンジしたもの。Facebook、Twitter、Google+に加えて、IBM製品や他社製品を含めた企業向けアプリケーションから発生したデータも統合して管理・閲覧できる。SAP、Cognos、Peoplesoft、Websphere Portalなど主要なビジネスアプリケーションとのデータ統合をサポートしている。

 アクティビティー・ストリーム画面では、Twitter上のつぶやきも、SAPの帳票データも、経営幹部が発信する通達も、全て同列に並べて一覧できる。いいね(Like)ボタンやコメント機能など、個人向けSNSでおなじみの機能も使える。SAPの基幹業務システムが日次業績データを自動投稿したのに対して、経営幹部や対象部署の部員が「いいね」ボタンを押す、といった使い方ができるわけだ。