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写真1●筆者が所有する「One Sony」を目指すソニーの製品群
写真1●筆者が所有する「One Sony」を目指すソニーの製品群
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 nasne が手元に届いたので、前回に引き続き「One Sony」の世界で地上デジタル放送とBSデジタル放送及びCSデジタル放送を録画・再生してその利便性を試してみた(写真1)。nasne本体に付属している新品のB-CASカードで実験したので、最初に視聴してしばらくの間はWOWOW、スター・チャンネル、スカパー!e2の各ハイジョン放送チャンネルなどが無料体験できるため、9月初旬から2週間ほどランダムにnasneに対し録画予約を行った。

ソニー製携帯電話やBRAVIAも駆使して実験する

写真2●PS3でコントロールした場合の録画コンテンツの再生メニュー画面
写真2●PS3でコントロールした場合の録画コンテンツの再生メニュー画面
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 nasneは、PlayStation 3(PS3)とトルネがなければ使用できないわけではない。今月15日から発売されたXperia Tablet Sや、ソニー従来品で筆者が前回に実験したときに使用した手持ちのSony Tablet Sのみでも、単体で設定・録画予約・再生が問題なく行えた次第である(写真2)。

 まず、ソニーモバイルコミュニケーションズの夏モデルXperia SX SO-05Dでnasneのホーム画面にブラウジングして各種設定を行ってみた。通常、放送用の受信機には、テレビ接続用にRGBやHDMIなど何らかの映像出力がついているが、nasneには地上波と衛星放送が混合されたタイプのアンテナ入力と出力端子(アンテナ入力からのデジタル放送の搬送波をそのままスルー出力し、テレビのアンテナ入力につなぐ端子)、LAN端子、電源端子しかついていない点が斬新であった。

写真3●受信した放送波のレベル
写真3●受信した放送波のレベル
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 筆者は設定画面で各デジタル放送波をスキャニングしたが、隣接県の県域放送であるテレビ神奈川(TVK)などの地上デジタル放送の入力レベルのおおよその強さもわかった(写真3)。筆者はたまたま当初間違って出力端子にアンテナ入力してしまったが、改めて正しく繋ぎ直して再スキャンを行うと、設定画面にBSとスカパーe2の各チャンネルが無事に登録された。各チャンネルの電波強度もおおよそのチェックが可能だった。

 録画の方はWebブラウザーから「Gガイド.テレビ王国CHAN-TORU」で設定する。これは、nasneに対し予約録画を指定するサービスである。ただし、ソネットエンタテインメントの提供が、9月下旬現在お試し版(β版)である。現在のところ、登録・録画予約などは無料で提供されている。

 CHAN-TORU自体は他社製端末でも動作するため、大きな画面で操作しようということで、韓国Samsung Electronics製のタブレット端末を使い、Web画面からアクセスした。OpenID/OAuth対応アカウントでログインでき、筆者はYahoo! JAPAN IDを使って登録した。これだけで録画用番組ガイドを一覧して録画予約できるのが便利だと感じた。これなら仕事場や出張先からもできるので重宝したいところである。

 SO-05Dでの再生は、純正でプレインストールされているアプリ「Connected Divices」を用いる。これはDLNA対応で、メディアサーバーアプリとしてソニー製のnasneやBDプレーヤーなどを認識・制御・再生するものである。ただし画面が小さいのでもっぱらコンテンツの確認に使うのがいいかもしれない。このアプリの利用時に注意したい点は、nasneシステムソフトウェア Ver. 1.50 にアップグレードする必要がある点だ。

 ちなみに、筆者は執筆や各種ソフト実験のモニターとして、ソニー製液晶テレビ(BRAVIA KDL-40HX800)を使用しているが、同テレビのネットワーク接続機能からnasneを登録して、テレビリモコンで録画タイトルを確認し再生することがこの上なく便利であった。ソニー製のテレビがネットワーク対応であれば、nasneに対応する機種かどうかを調べてみるのが肝要と感じた。何よりもnasne本体は驚くほど小さく設置も手軽であるし、外付けで容量が大きめの別のハードディスクドライブを増設すると、余程の時間がなければみきれない程のコンテンツが録画できる。筆者はBDレコーダーを使用する機会がめっきり減った。