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前夜祭で盛り上がる秋葉原ではWindows 8発売を記念するソフトクリームやりんご飴も
前夜祭で盛り上がる秋葉原ではWindows 8発売を記念するソフトクリームやりんご飴も
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 ついにWindows 8の一般向け発売が開始された。

 発売前夜には前夜祭で盛り上がる秋葉原に出かけてみたが、そこかしこに行列ができて、まるでお祭りだ。午前零時になって予約済みパッケージの発売が開始されると、あちこちで大騒ぎ。こういう盛り上がりは久しぶりで、悪いことじゃないと思う。

Windows 8にアップデートするとタッチ対応?

 その一方で、Windows 8がタッチをあまりにも強調したからか、手元のWindows 7パソコンをWindows 8にアップグレードすれば、iPhoneやスマートフォンのように、タッチで操作できるようになるという都市伝説まで生まれる始末だ。なんだか、Windows 95発売のときに、アップグレードCD-ROMさえ買えば、人生をアップグレードできると、パソコンを持たない人たちまでショップに押しかけて店員を困らせたなんてことを彷彿とさせる。

 日本マイクロソフトの樋口泰行社長は、発売開始の記者会見などで、この新しいWindowsがライフスタイルのオンとオフ、すなわち、仕事にもプライベートにも両対応できるハイブリッドOSだとアピールしていた。

 BYOD(Bring Your Own Device)、つまり、自分の私物デバイスを会社に持ち込んで、業務の一部をそれでこなすというトレンドは高まる一方で、それは、経営者とエンドユーザーの間にいるシステム管理部門の悩みの種にもなっている。セキュリティ的な危険を察知してリモートでパソコンをワイプしたら、その中にはかけがえのない子どもの写真が入っていて取り返しのつかないことになった、なんて事件があちこちで起こりそうでもある。まあ、それを回避するためのクラウドなのだが、これから時間をかけて、こうした悲劇が起こらないような方法論を確立しなくてはなるまい。

山田 祥平(やまだ しょうへい)
フリーランスライター
1980年代、NEC PC-9800シリーズ全盛のころからパーソナルコンピューティング関連について積極的に各紙誌に寄稿。Twitterアカウントは @syohei