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 香港で同社として3カ所めとなるデータセンター(DC)「香港TKOデータセンター」が開業間近のNTTコミュニケーションズ。将軍澳(TKO)地区における香港証券取引所の隣という立地の良さを生かし、主に金融機関向けに売り込む計画だ。香港現地法人であるNTTコムアジアの笹子哲史 執行副総裁と鈴木建 総監に、新DCの特徴や香港のDC市場の状況などについて聞いた。

(聞き手は宗像 誠之=日経コンピュータ


2013年1~3月に、新DCをオープン予定だ。

NTTコムアジアの笹子哲史 執行副総裁(右)、鈴木建 総監(左)
NTTコムアジアの笹子哲史 執行副総裁(右)、鈴木建 総監(左)

笹子:自前DCとして提供する高品質なサービスと、ネットワーク環境を大きな特徴とする。特に金融機関を主要ターゲットとして売り込んでいく計画だ(写真9)。香港TKOデータセンターは、香港証券取引所のDCに隣接しており、東京やシンガポールへ非常に短いルートで接続できる海底ケーブル「ASE」を、同DCに直接引き込む計画で通信遅延を最低限に抑えられる(写真10)。

 香港証券取引所のシステムに極めて近く、同じくアジアの主要取引所である東京やシンガポールへのネットワーク環境が良いのは、金融機関にとって極めて大きなアドバンテージとなるはず。金融商品の迅速で確実な売買の指示や情報伝達が可能だ。「ティア4」へ対応可能なDC設備も大きな訴求ポイントである。

写真9●NTTコムが香港で3カ所目となるDCとして開設予定の「香港TKOデータセンター」
写真9●NTTコムが香港で3カ所目となるDCとして開設予定の「香港TKOデータセンター」
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写真10●NTTコムの香港TKOデータセンターの周囲の様子<br>右側の建物が香港TKOデータセンターで、左側が香港証券取引所のDC。手前の空き地が、米グーグルがDC建設用に借用している土地。
写真10●NTTコムの香港TKOデータセンターの周囲の様子
右側の建物が香港TKOデータセンターで、左側が香港証券取引所のDC。手前の空き地が、米グーグルがDC建設予定地として契約している土地。
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