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ITホールディングス 岡本 晋 代表取締役社長

 2012年4月から第2次中期経営計画「Brave Steps 2014」を開始した。基本コンセプトである「トップライン重視」「as One Company」「進取果敢」の実現に向け、当社グループは果敢にそれらの課題に取り組んでいる。その一つとして、2012年は特に国内から海外へと活躍の場を広げた。1月にはTISがシンガポールに、2月にはインテックがタイにそれぞれ現地法人を開設し、4月からクオリカは中国での販売体制を強化した。アグレックスも、グローバルBPOの実現に向けて検討を開始した。

 2013年はクラウドやスマートフォンの普及が一層進展し、システムで大量のデータを瞬時に処理し、その集積したデータで顧客のビジネスに貢献することが求められる。ここ数年、クラウド事業の中核拠点として次世代型データセンターを次々に開設し、徐々にその事業が軌道に乗りつつあるが、さらにその基盤を活用し、ビッグデータソリューションの提供を進めていく。

 顧客のビジネスに、より大きな付加価値を提供するためにも、サービス化への対応を加速させたい。クオリカが開発した機械の稼働状況を見える化し予防保全を推進するシステム「CareQube」(ケアキューブ)は、引き合いが好調だ。TISは「国際ブランドデビットカードプロセッシングサービス」で、BPOを含めたプロセッシング提供に挑戦している。事業会社各社のそれぞれの強みを発揮し、サービス化へのシフトをより鮮明にしていく。

 これまでに実施してきた構造改革により、当社グループは、スピードが速まる環境変化に対し、積極的に対応できる強靭な足腰を手に入れた。今年は、グループ全社員が攻めの姿勢と環境変化に対する感受性を高め、事業活動に邁進していきたい。