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 これまでユーザーとの主な接点がパソコンだった各種Webサービスは、その接点をスマートフォン/タブレットなどマルチデバイスへと広げている。どのような考え方でマルチデバイスに向けたUX/UIを設計をするのだろうか。第1回は幅広い分野のサービスをインターネット経由で提供する楽天のモバイル戦略を担っている同社編成部 モバイル戦略課 課長の筈井昌美氏と、同課 モバイルUI & UXグループ モバイルUI & UXチーム チームリーダー 脇阪善則氏に聞いた。

(聞き手は大谷 晃司=ITpro

モバイル戦略課の役割は。

楽天 編成部 モバイル戦略課 課長の筈井昌美氏と、同課 モバイルUI & UXグループ モバイルUI & UXチーム チームリーダー 脇阪善則氏
●楽天 編成部 モバイル戦略課 課長の筈井昌美氏と、同課 モバイルUI & UXグループ モバイルUI & UXチーム チームリーダー 脇阪善則氏
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 “スマートフォンナイゼーション”を推進している。戦略課ができたのは今から2年半前。当時はモバイル、スマートフォンの専任がいなかった。米アップルのiPhoneが出て、スマートフォンの普及が見えており専任部隊のニーズがあった。そこで戦略課を立ちあげた。最初にKPI(Key Performance Indicator、評価指標)としては、Webサイトの最適化、アプリ開発の促進を掲げた。当時は各事業長にスマートフォンの重要性を認識してもらうため、週時で最新状況などを報告し、全社あげてのスマホ化の推進の底上げを図っていた。

実際の状況は?

 既に「楽天市場」の流通総額(GMS、売買高)の20%以上がスマートフォンおよびタブレット経由になっている。三木谷社長も「今後5年以内にスマートフォンは楽天市場の流通総額の50%以上を占めるようになるだろう」と予測している。今後はデバイスの数も増える。iOS系だけでなく、Androidを搭載するスマートフォンやタブレットもある(写真1)。Windows 8も登場し、PCの領域でもタッチ操作できる機種が増える。われわれの流通総額も圧倒的にモバイル経由にシフト、加速していく。

写真●Android向けの「楽天市場」
写真●Android向けの「楽天市場」
写真●Android向けの「楽天市場」

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