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「仲間とボートに乗れば、遠くまで行ける」

 2番目の「仲間を作る」ことの重要性を話したのは、高校2年生のVJ TKMiさんだ(写真3)。周囲に応援してもらえるようにしながらプロジェクトを進めることで、いくつものサービスを生み出している。「ツイッターで順次、進行状況などを公開しながら進めている。不可能そうなことでも、誰かがやりたいと言い出すと、皆が応援してくれるもの。(アポロ計画のように)月に皆行けないと思っていても、誰かがやると言えば応援してくれるし、それが力になる」(VJ TKMi)

写真3●高校2年生のVJ TKMiさん
写真3●高校2年生のVJ TKMiさん
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 中学1年生の米山維斗さんは、仲間作りを考えてきた(写真4)。米山さんは、小学生のときに化学を題材にした「ケミストリークエスト」というカードゲームを作り、会社を設立した。化学を題材にした理由は、「小学3年生のころから化学が好きだったが、友達に化学のことを話しても興味を持ってもらえなかったが、カードゲームにしたら興味を持ってもらえたから」だという。最近は1年以上鉄道に興味を持っているが、「それも学校で同じことに興味を持つ仲間がいるから。一人ではあまりボートを漕げないが、仲間となら遠くまで行ける」と説明した。

写真4●中学1年生の米山維斗さん
写真4●中学1年生の米山維斗さん
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 3番目の「好きなことをする」ことの重要性を話したのは、高校3年生の山中勇成さん(関連記事)である(写真5)。山中さんは14歳のときに、スーパーハッカーが登場するテレビドラマを見て、プログラミングを始めた。プログラミングの勉強をするうちにセキュリティについても学び、好きだったニコニコ動画のセキュリティについて指摘していたら、ドワンゴから「うちで働かないか」と誘いを受け、エンジニアとして働くことになったという。「僕はプログラミングやテクノロジーの勉強ばかりしていて、学校の成績はずっと良くなかった。けれども、推薦で慶応大学の環境情報学部に入学できることになったし、好きなことを見つけられてよかったと思う」と話した。

写真5●高校3年生の山中勇成さん
写真5●高校3年生の山中勇成さん
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 スティーブ・ジョブズも、有名なスタンフォード大学の卒業式の祝辞で、「好きなことを見つけなさい」と語っている。