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学生時代に思い描いた仕事は「公共系ビジネス」と「海外ビジネス」。10年越しでアピールを重ね、希望をかなえた。(文中敬称略)


 昔は、仕事を長く続けようと思っていたわけではなかった。けれども、新しいものがどんどん生まれ、世の中に出ていくプロセスを見た永井映子は、そのすばらしい世界から抜け出すことはできないと思った。結婚後も、自分らしくいるためには社会に自分の居場所を作りたいと願った。

永井 映子
NTTデータ リージョナルビジネス事業本部 e-コミュニティ事業部 ホームランドセキュリティ担当 主任(写真:菊池くらげ)
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 今の仕事は、橋の状態をセンサーでモニターする橋梁モニタリングシステム「BRIMOS」の海外営業だ。日本では橋が落ちたり道路が壊れたりといったことは大きな自然災害がない限り起こらないが、特に発展途上国では老朽化した橋がいつ落ちるか分からない。

 こうしたリスクを早めに検知するため、橋にセンサーをつけ、車が通過した際の歪みや振動のデータを情報センターに送信する。センター側でカメラとセンサーの情報を組み合わせて分析すれば、重量オーバーの荷を積んだトラックも発見できる。

 NTTデータは2009年9月にBRIMOSをまず国内で事業化。首都高速道路や東京ゲートブリッジで導入された。海外でも、2010~2011年に中国での実証実験で高い評価を得、2011年から営業活動を本格的に開始した。このときに海外営業担当者に任命されたのが、永井だ。本人にとって、願ったりかなったりのアサインだった。「この事業を大きくしたいと願う人たちと一緒に仕事ができて楽しい」と、目を輝かせる。