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“エスタブリッシュメント”が推すFirefox OS

 (1)については、Firefox OSはまさに第3勢力のモバイルOSとして、2月24日のプレスカンファレンス(関連記事:世界の大手キャリアがサポート表明、Firefox OSがスマホ第3勢力形成へ)だけでなく、展示会場でもその存在感を示していた(関連記事:展示会場にFirefox OS搭載端末が多数登場)。

 Firefox OSに関連する展示は、開発・提供する米モジラのブースだけにとどまらず、これまでにない広がりが見られたのも今回のMWCの特記事項だ。MWCに合わせてFirefox OS搭載スマートフォンを発表したZTE(関連記事:ZTEがFirefox OSやSnapdragon 800搭載機、トップ3入り目指す)や「Alcatel One Touch」ブランドを展開する中国TCL Communicationといった端末メーカーのブースだけでなく、大手通信事業者や通信機器メーカーのブースでも関連展示が見られたのだ。

写真3●スペイン テレフォニカのブースに用意されたFirefox OSコーナー
写真3●スペイン テレフォニカのブースに用意されたFirefox OSコーナー
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 スペイン テレフォニカ(写真3、関連記事:テレフォニカ、ソニーモバイルとFirefox OS搭載デバイスの開発を検討)やノルウェーのテレノール、ドイツテレコムといった大手通信事業者、さらに米クアルコム、そしてFirefox OSそのものの展示ではないもののエリクソンのブース(関連記事:エリクソンとモジラがWebRTCのデモ、既存の電話番号を使って通信)でも関連展示が見られた。

 つまり、モジラおよびFirefox OSは、MWCの前身イベントの時代からその中核をなす携帯電話業界の“エスタブリッシュメント”とも言える大手通信事業者や大手通信機器メーカーの“お墨付き”を得ていることが展示からも伺えるのだ。