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大手通信事業者がOTTの“独占”に反旗

写真4●通信事業者、端末メーカーの幹部がFirefox OSのプレスカンファレンスに登壇
写真4●通信事業者、端末メーカーの幹部がFirefox OSのプレスカンファレンスに登壇
写真左からメキシコのアメリカモビル CMO Marco Quatorze氏、中国ZTE Handset Division CEO He Shiyou氏、ノルウェー テレノール CEO John Fredrick Baksaas氏、スペイン テレフォニカ CEO Cesar Alierta Izuel氏、ドイツテレコム CEO Rene Obermann氏、イタリアテレコム CEO Franco Bernabe氏、そして一番右がMozilla Foundation傘下の米Mozilla Corporation CEO Gary Kovacs氏。
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写真5●Firefox OSのプレスカンファレンスに出席した通信事業者や端末メーカーの幹部
写真5●Firefox OSのプレスカンファレンスに出席した通信事業者や端末メーカーの幹部
写真左から3番目にKDDIの石川雄三取締役執行役員専務が立つ。
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 この“お墨付き”は2月24日のプレスカンファレンスにおいては一層顕著だった。テレフォニカ、イタリアテレコム、テレノール、ドイツテレコム、メキシコのアメリカモビルといった大手通信事業者、そして端末メーカーを代表してZTEの幹部が直々に登壇し(写真4)、Firefox OSへの期待をそれぞれが述べた。

 さらにカンファレンスの最後には、KDDIの石川雄三取締役執行役員専務などFirefox OSの採用を進める各国の通信事業者各社の幹部が集合写真に納まり、盛り上がりを演出した(写真5、関連記事:制限がなく何か面白いから---KDDIがFirefox OSに取り組む理由)。

 Firefox OSへの期待の裏側にあるのが、米アップル、米グーグルといった「Over The Top」(OTT)にサービスを“独占”されていることに対する通信事業者側の忸怩たる思いだ。アップルやグーグルのサービスの“源泉”となっているのが、スマートフォン向けのOSとして圧倒的なシェアを握るiOSとAndroidである。OTTの独占から“自由”を取り戻す旗手としてFirefox OSが祭り上げられた格好だ(通信事業者の対OTTについては第3回に掲載)。