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 早稲田大学ラグビー蹴球部監督として、大学選手権二連覇を達成した指揮官の中竹竜二氏が、U20(20歳以下)日本代表チームで世界大会に挑んだ。そこでは若手の能力をどう引き出し、かつ、いかに自主性を高めていったのか。中竹氏のユニークな人材育成法を解説してもらう。

 そこには独自の「VSSマネジメント」とIT(情報技術)活用がある。無料通話アプリ「LINE(ライン)」で会議を開く代表選手に感心しつつ、面談を重視して本音の対話を重んじる。タブレット端末や動画共有、ビデオ会議なども使って、若手のやる気をうまく引き出している。