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 近年、ファンドの規模を拡大し投資活動を加速している、Googleの投資部門Google Ventures。同社は、金融サービスの常識を覆す企業に投資をしている。Flurish (フラーリッシュ) はSan Francisco (カリフォルニア州) に拠点を置くベンチャー企業で、LendUp (レンドアップ) という金融サービスを展開している。

クレジット・スコアの低い人向けのローン

 アメリカの景気は緩やかに上昇しているが、多くの人が住宅ローンやクレジットカードの返済で苦しんでいる。ローン返済が滞り、クレジット・スコア (信用度の偏差値) が低い人は、銀行からローンを受けることができないため、Payday Loan (消費者金融) から借り入れを行うことになる。Payday Loanの金利は高く、返済のために更にローンを重ね、ますます返済が難しくなる。

 LendUpは、ローン返済のループに陥った人を対象に、新しい金融サービスを提供している。LendUpは、クレジット・スコアが低い人に対して、最大250ドルまでの融資を行い、教育などを通して、債務者の知識と信用度を向上させ、社会復帰させることを目標としている。LendUpは、金融サービス事業で利益を上げるだけでなく、社会的弱者を救済することも目指している。

 利用者は、まず、LendUpのサイトでローンの金額と返済期間を指定する (上のスクリーンショット、出展はいずれもLendUp)。画面のボタンをスライドして、金額と返済期間を設定する。金利は手数料込みで15%。返済期間は最大30日で、期日前に返済すると、一日30セントのクレジットを受ける。ローンの審査はその場で行われ、五分以内に可否が通知される。申込者の審査はLendUp独自のアルゴリズムで行われる。申込者のFacebookページを解析し、日常生活や交友関係も、信用度算定で考慮される。ローンが承認されると、利用者の銀行口座に入金され、返済も銀行口座から行われる。