IPAでは、情報セキュリティーの研究者、実務担当者など約100名から構成される「10大脅威執筆者会」を主催し、メンバーの知見や意見を集めながら、近年の情報システムを取り巻く脅威について解説した資料を「10大脅威」と称して毎年公開している。2012年は、政府機関や宇宙産業へのサイバー攻撃、遠隔操作ウイルス事件などがさまざまなセキュリティー事件・事故がメディアで取上げられるなど、社会へ大きなインパクトを残した。また、金銭を目的としたフィッシング詐欺、スマート・デバイスを狙った攻撃の横行など、個人ユーザーにおいても看過できない脅威が迫っている。本連載では4回に分けて、2013年度版の10大脅威の内容を要約して紹介する。