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 「なるほど、スッキリした。結局、仕事の問題は全部つながっているわけだ」

 自分の目の前にある仕事や職場の問題点を書き出し、問題点の関係をつないでいく因果関係図を描いて、何が根本的な原因なのかを特定し、次に特定した問題を深く考えるためにロジックツリーを作成した。

 因果関係図やロジックツリーという言葉は聞いたことがあったが、自分の仕事に当てはめて自分の手で描いてみたのは初めてであった。やってみると、私の職場に存在する業務上のさまざまな問題について、関係を理解することができ、まるで職場の問題が一本の線でつながっているような感覚が生まれた。

 因果関係図やロジックツリーを描いたのは、私が参加した能力養成プログラムのワークショップに参加した時だった。私は三菱重工系のITサービス会社、菱友システムズで十数人のエンジニアを率いるチームリーダーとして働いている。2011年7月から12月末までの180日間、ITリーダー養成 180日実践塾という能力養成プログラムに参加する機会を得た。

 この連載は180日実践塾に参加して得られた私自身の成果、業務上の効果について述べるものである。前回はビジョン作りや傾聴について報告した。今回は問題発見がテーマである。