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 筆者は先日、Googleの開発者会議「Google I/O」(関連記事)に出席した際に、Google Glassを入手しました。その体験は、アップルストアで得られるものとはまた違った「エクスペリエンス」でした。それは、GoogleがGlassをどのようなデバイスと考えているのか、その思想を表しているように思われます。このレポートでは、筆者がGoogle Glassを手にするまでにしたこと、見たこと、体験したことをお伝えします。

Googleからの予想外のメール

 Google I/Oを約1週間前に控えたある日、予想外のメールが飛び込んできました。

 “Glass Support”が差出人のそのメールのタイトルは“Glass Explorer Welcome Invite”。昨年のGoogle I/Oで申し込んでいたGoogle Glassを入手するチャンスが、ようやく巡ってきたとの知らせでした。

写真●Googleからのメール
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 メールには電話番号が記載されていて、実際の注文はそこからしなくてはなりません。Googleにしては珍しくアナログです。また、下には小さな文字で、「1500ドル+税金」をクレジットカードで決済するとの記載があります。心のどこかにあった「これだけ待たせたのだから、無償で配布するのではないか」という淡い期待は、見事に打ち砕かれました。

 “使えるかどうかも解らない端末に、1500ドルを払うのは高すぎる”と思いました。また、“今年のGoogle I/Oで配られるのではないか”といった都合のいいことを考えたりもして、購入するかどうか迷いましたが、やはり未知のデバイスの誘惑には勝てません。メールに書かれた番号に電話をする決心をするまでには、そう長い時間はかかりませんでした。