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 今後これらのアプリの人気と売り上げがどこまで継続するかは推移を見ていく必要があるが、これらが強力なライバルを押しのけてランクインしていることを考えると、継続して人気を獲得する可能性も高いと考えられる。

 ではこうした新興ゲームアプリは、従来の人気ゲームアプリとどういった点が異なっているのだろうか。売り上げを上げるための仕組みから探っていく。

新興ゲームは購入アイテム単価が低い傾向

 今回は、App Storeにおける各アプリのトップアドオンを確認し、その傾向から各アプリの売り上げの構造を見ることとする。まずは、新興ゲームアプリのトップアドオン上位5位を表2にまとめた。

表2●新興ゲームアプリのトップアドオン上位5位(2013年5月27日時点)
アプリ名 トップアドオン(円)
1位 2位 3位 4位 5位
LINE ウィンドランナー 850 450 170 2600 4300
ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル 4800 3000 350 85 1000
戦国炎舞 -KIZNA- 1000 3000 85 500 350
クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ 850 85 450 2000 5200
ぷよぷよ!!クエスト 85 900 450 1900 5200
ドラゴンポーカー 3800 1200 85 7400 2400
Candy Crush Saga 85 85 85 170 170
Megapolis 850 170 450 1700 85

 この表から各アプリの傾向を見ると、トップアドオンの1位に1000円を超えるアイテムが並んでいるのは8アプリ中3アプリと、半数以下であることが分かる。トップのアイテムが1000円未満のアプリは、上位3位までのアイテム価格も1000円を切っており、購入されるアイテムの単価が比較的低いものが多いようだ。

 単価が低い要因としては、次の2つの点が挙げられる。1つはアイテム課金の構造によるもの。ほとんどのアプリは仮想通貨アイテムを購入し、ゲーム中で仮想通貨をアイテムごとに消費するする仕組みとなっている。だが、「Candy Crush Saga」は直接効果のあるアイテムを現金で購入する形となっているため、同じ価格のアイテムが並んでいる上に全て低料金となっている。