PR

 直径は4メートルに達し、1本当たりの価格はおよそ500万円---。ブリヂストンが、鉱山車両などに装着する超大型タイヤ事業を強化している(写真1)。

写真1●ブリヂストンが製造する鉱山車両用超大型タイヤ
写真1●ブリヂストンが製造する鉱山車両用超大型タイヤ
直径は4メートルに達し、価格は1本当たりおよそ500万円。新システム「B-TAG」を活用することでタイヤ寿命を伸ばし、顧客満足度を向上させる。世界シェアで拮抗する仏ミシュランを突き放す。
[画像のクリックで拡大表示]

 ブリヂストンは2012年9月、超大型タイヤの維持管理システム「B-TAG」の販売を開始し、グローバル展開を進めている。タイヤにセンサーを取り付けて、長寿命化などを実現する仕組みだ。

高付加価値品のシェア拡大

図1●世界のタイヤ市場シェア
図1●世界のタイヤ市場シェア
2011年の売上高ベース。
[画像のクリックで拡大表示]

 2011年の世界タイヤ市場では、売上高シェア15.2%のブリヂストンが首位で、14.6%の仏ミシュランが2位だ(図1)。両社で世界市場の3割を握る構図は過去数年変わっていないが、乗用車用では中堅メーカーなどとの競争が激化しているのが実情である。

 一方、超大型タイヤを製造できるのは、世界でもブリヂストンとミシュランのみとされ、両社で市場をほぼ2分している。資源需要の高まりにより、引き合いも強い。ブリヂストンは、高い利益率が見込める製品で競合を圧倒することで、世界首位の座を盤石にする考えだ。