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 まいあめ工房は、オリジナルの図柄で金太郎アメ(正しくは「組みアメ」)を作ってくれる名古屋の小さな会社だ。超絶技巧を持つ職人さんが、この世に一つしかないオリジナルのキャンディーを、鮮やかな手つきで生み出していく。その行程を見学させてもらったのだが、その匠の技はまさに「お見事!」という言葉くらいしか見つからない。驚くべきスピードで、色とりどりのアメを組み合わせていく。もはや神業の領域に入っているのではないかと、ただただ目を見張るばかりだ。

写真●「まいあめ工房」でアメを制作しているところ
写真●「まいあめ工房」でアメを制作しているところ
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 組みアメの制作工程は伝統をそのままの形で引き継いでいるのがだが、受注に関しては最先端をいく。まいあめ工房を管理運営するナカムラの中村社長は、とても勉強熱心な方。小さな会社こそインターネットを賢く利用すべきだという持論のもと、いかに効率よく動くシステムを作り出すかを日夜研究した結果、現在のようなスタイルに行き着いた。

写真●「まいあめ工房」のサイト
写真●「まいあめ工房」のサイト
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 「まいあめ」に関する問い合わせや見積り依頼は、すべて自社サイトからお客様にやってもらう。こちらから営業をかけるのではなく、お客様自らがアクションを起こすのだ。

 それを受けた中村社長が、お客様に連絡し、メールや電話でやり取りした後、正式な注文を受けることになる。もちろん、最終の発注もまいあめ工房のサイトから、お客様本人が行うことになっている。

 「営業マンは自社サイト。社長である私は商談をまとめるだけ」と言う中村社長だが、成功事例には、誰もが知っている有名企業がずらりと並ぶ。驚くべきことに、そのほとんどがリピーター。しかも120%の満足度なのである。

 名古屋の小さな会社が、なぜ有名企業と取引できるのか? 100%ネットに営業をさせるには、どんな仕組みを構築しているのか? 興味は尽きないが、まいあめ工房の成功のレシピは、次の3つにまとめることができよう。

「まいあめ工房」の成功のレシピ
1.Facebookは自社商品への反応を確かめるツールである。
2.Facebookは情報の共有を楽しむ場。物販には向かない。
3.Facebookは自社コンテンツを成長させるものと捉えよ。

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