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 最近、TwitterとFacebookを中心に、SNSプラットフォームで新しい動きが数多く見られる。例えばTwitterが、自社の広告主向けに提供していたツイート解析ツールを、一般ユーザーにも提供し始めたこと(ただし、現時点は米国のユーザーのみが対象で、日本からは利用できない)。そしてFacebookがハッシュタグの提供を発表したことなどが挙げられる。

 Facebookがハッシュタグを提供するというニュースは、一見地味のようだが、Facebookの今後の広告戦略に何らかの形で関連してくるのではと言われている。Facebookは先日、広告の種類や出稿プロセスなどを簡素化するアップデートを発表したばかり。27もある広告メニューのうち、重複していたり、煩雑化していたりするものの整理統合も含まれている。いったん広告メニューを整理統合した後に、新しい広告メニューを展開する可能性もあるかもしれない。

 Twitterはハッシュタグを利用した「プロモトレンド」と呼ぶ広告メニューを提供しているが、Facebookには同様の広告メニューが存在しなかった。Facebookがハッシュタグの提供を発表したことで、今後Facebook側にも同様の広告メニューないしサービスが登場するのではと、一部では考えられている。いずれにせよ今後も何らかの動きに伴って、プラットフォームの仕様が変更されたり、若干のアップデートが発生したりすることは続くだろう。

 TwitterやFacebookに限らず、ソーシャルメディアのプラットフォームでは、ユーザーの利便性や自社の収益、あるいはセキュリティを向上させるためなどで、頻繁に仕様変更やシステムのアップデートを繰り返す。これらの変更によって、これまでできていたことができなくなったり、ツールが使えなくなったりすることなどが起こっている。

 Twitterが、サービスやアプリケーションなどからTwitterを利用するためのAPIを新バージョンへ完全移行させたことは、その典型的な例だろう。