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 筆者は英語を勉強中のエンジニアである。この連載では、英語をペラペラになりたい皆さんに向けて、つまずきやすいポイントを中心に具体的に説明している。

 前々回(ペラペラ化を阻む「最大の敵」)は、ペラペラ化を阻む最大の敵である「恥ずかしさ」について、前回(まずは英語に「死ぬほど浸る」)はペラペラ化に欠かせない「大量インプット」についてお話しした。

 今回は、ペラペラ化に向けて学習するに当たり、多くの人がハマってしまいがちな無駄を紹介したい。以前の連載(英語勉強にまつわる七つの無駄)と併せて読んでほしい。

「なだらかな部分」に要注意

 まずは図1をご覧いただきたい。

図1●英語の上達グラフ
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 この図は、英語を勉強するにつれてどのように上達していくかのイメージをグラフで示したものだ。横軸は時間軸、縦軸は上達度合いを表すと考えてほしい。

 ある英語勉強法(プラクティスA)を選んで、学習を始めてみたとする。最初のうちは、自分でもビックリするくらい効果が上がる(グラフ左側の右肩上がりの部分)。

 ところが、プラクティスAが素晴らしい勉強法で、選んだ時点で自分にぴったりなものであったとしても、しばらくすると効果が上がらなくなる。これがグラフの「なだらかな部分」に当たる。

 自分の経験を振り返っても、この期間が英語学習における最大の無駄だと考えている。努力しても全く効果が上がらず、時間ばかり取られてしまうからだ。

 ペラペラ化を短期間で実現するための学習法も例外ではなく、「なだらかな部分」がある。前々回で紹介したコミュニティーであるMPP(Majide Perapera Project)や自分自身の経験などから、ほとんどの人が直面する「ハマリ度100%の無駄パターン」が存在することに気付いた。

 それは「英語を聞く」という勉強法を必要以上に続けてしまうことだ。