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写真●Windows 8.1プレビュー版のスタート画面
写真●Windows 8.1プレビュー版のスタート画面
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 Windows 8.1の一般向けリリースが10月17日(日本時間夜)に決まった。すでにWindows 8を使っているユーザーは、Windowsストアを通じて、この最新版Windowsにバージョンアップできる。無料ということもあり、ほとんどのコンシューマーは、ためらうことなくWindows 8をWindows 8.1にアップグレードすることになるだろう。

 企業のIT担当者としては、最新OSのことなど眼中にないかもしれない。多くの企業では、Windows XPの後継として、Windows 7を選び、その環境で本当にうまくいくのかどうかの検証を続けていることだろう。

 マイクロソフトのサポートライフサイクルポリシーでは、製品の発売後5年間のメインストリームサポート期間と、さらに5年間の延長サポート期間が設定されている。ちなみにWindows 7の発売は2009年10月だったので、2012年10月のWindows 8の発売まで3年しか離れていない。リスクを覚悟で3年間分の延長を得るためにWindows 8を選ぶよりも、Windows 7を選ぶというケースが多いのもうなずける。

覚えておこう!Windows 7のサポート終了は2020年1月

 ある意味で、Windows 7は伝統的なWindows XPの流れをくむ最後のWindowsであるともいえ、おそらくは、Windows XPと同じくらい長く使われていく可能性さえ秘めている。ただ、延長サポートの終了が2020年1月だということを、きちんと把握しておくべきだ。

 まだ7年も先の話だと考えて導入を決めても、来年の春には6年先、もうアッという間に時間が経過し、2018年の終わり頃には、今のXPと同様にサポート終了の対策で大騒ぎを繰り返すことにもなりかねない。

 こうしてOSのバージョンアップに右往左往させられるよりも、本当はOSのバージョンに依存しない環境作りを模索することを考えるべきなのだろう。今回のXPサポート終了は、その試金石であるともいえそうだ。

 Windows XP終了まであと33週。

山田 祥平(やまだ しょうへい)
フリーランスライター
1980年代、NEC PC-9800シリーズ全盛のころからパーソナルコンピューティング関連について積極的に各紙誌に寄稿。Twitterアカウントは @syohei