PR

 ビジネスのイノベーションを実現する情報システム―。2013年7月3日、東京・品川プリンスホテルで開催した「IT Japan Award2013」の贈賞式では、IT活用の理想形と言える最先端の事例に光が当たった(写真1)。

写真1●7月3日に東京・品川プリンスホテルで開催した「IT Japan Award 2013」贈賞式の様子
写真1●7月3日に東京・品川プリンスホテルで開催した「IT Japan Award 2013」贈賞式の様子
左の写真は、グランプリを受賞したシスメックスの藤本敬二執行役員(中央)、準グランプリを受賞した大阪ガスの綾部雅之情報通信部長(一番右)と大垣共立銀行の臼井猛常務取締役(右から二人目)、特別賞を受賞した日本調剤の三津原博社長(左から二人目)、IT Japan Award 2013審査委員長の桔梗原富夫(一番左)。シスメックスの藤本執行役員は特別講演を行った(上の写真)
[画像のクリックで拡大表示]

 IT Japan Awardは、日本の優れたIT活用事例を発掘し成功のノウハウを広く共有するため、日経コンピュータが2007年に創設した、ユーザー企業・団体の表彰制度である。7回目となる今回、受賞対象の事例が様変わりした。前回までは、大企業のITインフラ構築など大規模な開発プロジェクトの事例が選ばれることが多かったが、今回は「優れたIT活用事例の発掘」という趣旨に最も適う事例が選出された()。

表●IT Japan Awardの受賞企業
表●IT Japan Awardの受賞企業
[画像のクリックで拡大表示]

 それを端的に示すのは、グランプリを受賞したシスメックスの事例。世界シェアの4割を握る血球分析装置の稼働状況をITによりリアルタイムに把握することで、故障予知や手厚いサポートを提供し、圧倒的な競争優位を築いた。準グランプリを受賞した大阪ガスと大垣共立銀行、特別賞の日本調剤も、ITを活用しビジネスのイノベーションを実現している。

 審査基準は「経営革新・業務改革への貢献度」「システム構築・活用における独創性」「採用技術・手法の先進性」だが、今回は特に経営革新・業務改革への貢献度に優れた事例が多かったといえる。審査委員長の桔梗原富夫(日経BPイノベーションICT研究所長)も「審査を通じてIT活用によるイノベーションの事例の多さを認識できた」と講評する。