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 インドネシアの大手コンビニエンスストア「アルファマート」は、同国全土に展開する約5000店舗でNEC製のPOS(販売時点情報管理)端末「TWINPOS G5」の導入を進めている。同端末を選択した理由について同社IT部門の責任者を務めるBAMBANG SETYAWAN DJOJO氏は、「コンビニ業界は日本が一番先進的と言われる。そこで実績を積んでいる点を評価した」と説明する。

(聞き手は岡部 一詩=日経コンピュータ

なぜNECのPOS端末を採用したのか。

写真●アルファマート IT DirectorのBAMBANG SETYAWAN DJOJO氏
写真●アルファマート IT DirectorのBAMBANG SETYAWAN DJOJO氏
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 当社は元々、NEC製のPBXを採用していたが、それ以外の情報システムを使っていたわけではなかった。ただし、日本におけるコンビニの現状などについて情報交換はしていた。

 コンビニ業界においては、日本が一番高度な仕組みを作り上げていると言われている。そうした市場において、NECのPOS端末は豊富な実績を持っていた。当社が必要としていたスペック、例えばコンパクトなサイズであったりデザイン性であったりといったものも満たしていた。

導入効果は。

 採用した「TWINPOS G5」は、店員側と顧客側にタッチパネルを二画面搭載している。当社ではこれをプロモーションなどに活用している。

 例えば、商品購入者がタッチパネルで簡単なゲームにチャレンジし、景品が当たるといったキャンペーンを実施している。顧客はPOS端末を通じて、インタラクティブな体験ができるわけだ。

 こうしたユニークな施策を実行できるようになったことで、当社のブランドイメージを向上させ、他社との差異化につなげることが可能だ。

今後の展望は。

 店舗端末に関しては、PCからPOS端末に切り替えている。2013年中には全店舗で置き換えが完了する予定だ。生産性向上につながる施策も手掛けている。具体的にはハンディーターミナルの導入だ。これもNEC製を使う。

 さらに、インドネシアにおけるネットワークインフラの品質向上に合わせて、システムの一元化を達成したい。現在は各店舗個別に情報システムを構築している。ただし将来的には、一カ所のセンターで一元的に各店舗を管理できるシステム構成に切り替えていく予定だ。

IT施策の推進体制は。

 当社には開発や運用を担うIT要員が約50人いる。ソフトウエアの開発やシステム構築は基本的に従来から自分たちで実施しており、熟知している。内製の方針は今後も変わらないだろう。

 ただし、インフラやネットワークについてはアウトソースを進めていく予定だ。