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 小売店舗がオンライン・ストアーの手法を取り入れて、急速にデジタル化している。多くの消費者がオンライン・ストアーに向かうなか、小売店舗は情報通信技術を駆使し、消費者を呼び戻している。小売店で消費者のスマートフォンにアクセスし、位置情報を把握し、顧客の挙動を把握する方式が注目されている。同時に、スマートフォンに関するプライバシー保護の議論が沸騰している。

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WiFiアクセスポイントで顧客数をカウント

 ベンチャー企業から小売店舗向け顧客解析技術が提供されているが、いまEuclid Analyticsが注目を集めている。同社はPalo Alto (カリフォルニア州) に拠点を置くベンチャー企業で、店舗内外の消費者位置情報を収集し、これを販売戦略立案に利用している。Euclid Analyticsは、消費者のスマートフォンが、WiFiアクセスポイントと交信する際に、固有情報を収集し位置を把握する。これにより、何人の消費者が入店し、どのセクションに、どれだけの時間滞在したかを把握する。また、新規顧客なのか、リピータなのか判別する。店舗前を通過した消費者の人数を把握し、その中で何人が入店したのか、コンバージョン率を計測する。上のグラフィックス上段の棒グラフは、時間ごとの顧客数を表している。ウェブサイトで訪問者数や購買者数が計測されるように、小売店舗でもこれら基礎情報が自動で収集できる技術が登場している。Euclid Analyticsは全米100社で採用され、4000店舗で5000万人のデータを解析している人気製品である。

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