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 新人営業のD太君を訪ねて、大学のB先輩がわざわざ来社してくれました。実家の農家を継いだB先輩は「農業にICTを活用できないか」との相談があるそうです。SEのM子さんにも同席してもらい、「農業クラウド」をテーマに話が弾みました。新たな商談に結びつくでしょうか。


B先輩 ヨォ~、久しぶり。

D太 B先輩が農家を継いでから1年経ちましたね。農業にICTを活用したいというお話でしたが、それはSEのM子さんの得意ジャンルです。

M子 少し前まで農業クラウドサービスの企画と立ち上げを担当していました。農業と一口に言っても、生産対象はコメや果物、野菜と多彩ですね。生産方法も露地栽培とハウス栽培に分かれます。何を生産されているのですか?

B先輩 主にハウスで野菜を生産しています。特にキュウリは評判がいいんですよ。でもね、やはり農業は大変です。

D太 大変というのはどんなことですか?

B先輩 野菜は生き物だから、温度や湿度などの気象条件によって育成が左右されるんだ。暑すぎたら天井を遮光したり、寒すぎたら暖房機器を動かしてハウス内を温めるというように、こまめに管理する必要があるのさ。

D太 そうなんですか。

B先輩 だから一日に何度もハウスに足を運んで温度と湿度をチェックしているんだ。昼間だけじゃなく暗くなってからも、もちろん雨が降っていてもハウスの見回りに行くのが日課なんだよ。

D太 今日の見回りはどうしているんですか?

B先輩 農地を離れるときは妻が担当しているんだ。旅行にも出られないとぼやかれている。だからICTを使って農作業を効率化できないかと考えているんだ。

M子 農業クラウドには多くのICT企業が参入しています。私たちは、「何とか作業を効率化できないか」という農家の方々の願いに応えようと農業クラウドを立ち上げました。実際に農業クラウドを利用した農家では、見回り回数が減っているんですよ。

B先輩 えっ、本当に? その農業クラウドの仕組みを教えてください。

イラスト:武本恵美

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