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 ジョイントベンチャー(JV)としてのシナジー創出のため、私は様々なプロジェクトに参加する一方で、2013年4月にはNECレノボ・ジャパン グループ全体のICTを統括する立場にもなった。晴れて、レノボグローバルICTチームの一員になったわけだ。

 グローバルチームの一員となることで、日本に閉じたICT活動ではなく、絶えずグローバルチームのメンバーと連携しながら、日本でのICT運用の効率を改善していかなければならなくなった。

写真1●レノボ社内ニュースレターで日本チームを紹介
写真1●レノボ社内のニュースレターで日本チームが紹介された
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写真2●グローバルITメンバーと共に
写真2●グローバルICTチームのメンバーと共に
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 グローバルICTチームメンバーは、様々な国と地域の人たちで構成されている。お互いの信頼感と円滑なコミュニケーションがチーム運営の鍵となる。

 毎日、電話会議でICTの運用状況を各地域担当リーダーと共有し、アクションアイテムの進捗状況を確認している。また、出張で顔を合わせるミーティングを実施する際には、必ずチームビルディングのアクティビティーを通して、相互理解を深めるようにしている(写真1)。

 2020年のオリンピック開催地が東京に決まった時、真っ先にメールをくれたのは、グローバルチームのメンバーたちだった(写真2)。このように、グローバルチームの一員となることで、業務のスコープや業務スタイルは大きく変化した。

 第1回の冒頭、日本経済新聞のニュース記事を見て、NECとレノボのJVに驚いた時の自分は、こう言っては何だが、安定した日本の大企業グループに勤める身であり、仕事のやり方をゼロから考え直さざるを得ないような事態はおそらく起こらないと、どこかで高をくくっていた。

 それを覆された時、正直なところ、不安になった。だがこの2年間、そのような不安を感じている暇もないほどの忙しさが続いた。振り返って、自分やチームのキャリアにとって、大きな成長のチャンスに恵まれたと実感している。

 ICTチームとして、JV発足からこれまで、様々なチャレンジに出会えた2年間だった。それでも、「Keep Business Running(ビジネスを走らせ続ける)」の原則や、JVの名目であるシナジー効果の発揮、という2点において、ブレなく活動できたことには手応えを感じている。

 大げさなようでもあるが、もし当社ないしレノボ側のどちらかが、この2点でブレてしまっていたら、JVの成果は今とは違った結果になっていたかもしれない。