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 SambaはWindows Serverが持つファイルサーバーやドメインコントローラーなどと互換の機能を提供する、オープンソースのサーバーソフトウエアである。1992年に開発が開始されてから既に20年以上の実績を持つ。

 現在のメジャーバージョンは4であり、Sambaはこの版で新たにActive Directoryと同等の機能を提供できるようになった。本連載では、Samba 4を取り上げ、従来のSambaからどう変わったのか、また実際にSamba 4サーバーを構築・運用する上でどのような点に注意が必要になるのか、などについて解説していく。

 Samba 4の話に入る前に、従来のSamba(主に、Samba 3)はどういったものだったのか押さえておこう。

 SambaはWindowsドメインコントローラー機能、Windowsファイルサーバー機能、Windowsプリントサーバー機能、その他Microsoftネットワークに関連する各種機能を提供する。LinuxやUNIXで動作しながら、Windows Serverと同等の機能を提供し、Windows端末がSambaに接続すると、Sambaは自身がWindows Serverのように振る舞う。そのため、Windows Serverの代わりにSambaサーバーを構築するといった形で使われてきた(図1)。

図1●SambaはWindows Serverの代わりに使われる

 続いて、Sambaの根底にあるMicrosoftネットワークとはどのようなものなのかについて、Microsoftネットワークの主な要素であるNetBIOS over TCP/IPとSMB/CIFSを切り口にして見ていきたい。

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