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 紙などの平面(2次元=2Dimension)に印刷するプリンターに対し、立体(3次元=3Dimension)を造形する装置。対象物を造形する方法としては、(1)溶かした材料を積み上げていく、(2)粉末の材料と接着剤を噴射する、(3)粉末の材料にレーザー光線を照射して焼結させていく、(4)液状の材料を紫外線を使って少しずつ固めていく――などがある。工業製品の試作やデザイン検討、動作や機能の検証などに使われることが多く、製造業はもとより、建築や医療、教育、先端研究といった幅広い分野で普及が見込まれている。

 近年、装置の低価格化が進み、数万~数十万円のものが発売され始めたため、企業や大きな組織だけでなく、個人や家庭での導入も見込まれている。専門的な知識や技術がなくても、比較的簡単に立体造形物が作れるようになることから、アイデア次第で個人が製造業を立ち上げる、ウェブ時代ならではの新たな産業革命の担い手になると期待する向きもある。