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 telnet(テルネット)コマンドは、ネットワーク越しに別のコンピュータにログオンして操作できるようにするコマンドである。サーバールーム内にあるサーバーに対して、自席から設定を変更したり、プログラムを実行したりできる。ただし、ログオンされる側(リモート先)のTelnetサーバー機能を有効にしておく必要がある。また、社外からアクセス可能なサーバーなどでは、Telnetサーバー機能を有効にしたままだと、攻撃を受ける可能性がある。

よく使う書式

Vista以降はtelnetを有効にする必要がある

 telnetコマンドは、Windows XPでは特に手続きを踏まなくても利用できたが、Windows Vista以降のWindows OSでは、その機能を有効にしなければ使えなくなった。有効化にするには、「コントロールパネル」の「プログラム」を開き、「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック。するとWindowsで標準で使えるサービスの一覧が表示されるので、「Telnetクライアント」のチェックボックスをオンにする。

 telnetは対話型で実行する。オプションなしでtelnetを起動し、サブコマンドでリモート先をIPアドレスで指定する。

C:\>telnet 
Microsoft Telnet クライアントへようこそ

エスケープ文字は 'CTRL+]' です

Microsoft Telnet>open 192.168.1.100 
このマークで改行

 リモート先でTelnetサーバーが起動していれば、リモート先で設定しているIDとパスワードでログオンできる。なお、telnetの通信では、やり取りするデータは暗号化されない。IDやパスワードも平文のままやり取りされるので盗聴されやすい。よって、telnetを使う範囲はLAN内に限定しておいたほうがよい。