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 2014年、ITの力を最大限に生かすために考えるべきは、スマートフォンといかに向き合うかだ。あなた対スマホの知恵比べの年だと言ってもいい。ファブレットという言葉も市民権を得つつある。タブレットを加えたスマートデバイスとの知恵比べと言えるかもしれない。

性能が低いものが勝利する

 あなたがPCに慣れていたとしたら、画面の小さいスマホにできることは限られると思うかもしれないが、この考えは間違っている。

 調査会社のIDC Japanによる国内モバイルデバイス出荷予測を見れば、スマホの勢いがよくわかる。PCの出荷台数は既にスマホの半分以下で、差はさらに拡大していく。PCは端末の王様ではない。

 世界でもスマホ優位が続く。米IDCによれば2013年の全世界のスマホの出荷台数は10億台を超すが、PCは3億台程度に沈む。米国では、2014年には年間の出荷台数だけでなく、実際に動作しているすべての台数でもスマホがPCを逆転すると予測するアナリストも登場した。

 ITの世界では、性能が低いと思われていたものが往々にして次代の主役になってきた。市場を見つけ出荷が拡大していくなかで、より高機能な製品の市場を侵食していく。

 メインフレームは消滅してはいないが、多くの企業で主役の座を譲った。一世を風靡したミニコン、エンジニアリングワークステーションはほぼ消滅している。UNIXの時代は過ぎ、PCサーバーが市場を牛耳る。

 巨大な需要が膨大な投資を呼び込み、スマホの進歩は続く。今はまだ無理だとしても、時間が多くの課題を解消していくと考えるべきだ。