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 日経ニューメディアは1984年の創刊以来、放送分野ではいわゆる「多チャンネル」の市場動向を、一環して追いかけてきた。ところが、この多チャンネルの市場規模伸びが完全に頭打ちになってきた。今年は、いかにこの状況を克服するかが課題になるだろう。

CSもケーブルも多チャンネルは減少傾向に

 例えば、衛星放送に目を向けると、東経110度CS放送の累積加入件数が、2013年10月、11月と2カ月連続で、前月を下回った。

 東経110度CS放送の加入件数は、2002年7月のサービス開始以来、一貫して増加傾向を維持していた。一方、124度/128度CS放送の加入件数は2005年をピークに減少していた。

 最近は124度/128度の減少を、東経110度CS放送でカバーする形で、合計で約370万件を維持してきた(図1図2)。

図1●東経110度CS放送の加入件数の推移(総務省がまとめた「衛星放送の現状」平成25年度第2四半期版から)
図1●東経110度CS放送の加入件数の推移(総務省がまとめた「衛星放送の現状」平成25年度第2四半期版から)
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図2●東経124/128度CS放送の加入件数の推移(総務省がまとめた「衛星放送の現状」平成25年度第2四半期版から)
図2●東経124/128度CS放送の加入件数の推移(総務省がまとめた「衛星放送の現状」平成25年度第2四半期版から)
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