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 2014年度にユーザー企業各社が重点的に投資するのは、売り上げ拡大やコスト削減のような業績に直結する分野だ。重点投資分野として最も回答率が高かったのが、「顧客情報・営業支援(SFA、CRMなど)」である。40.1%の企業が、優先投資順位の1位から3位までのいずれかで同分野を挙げた(図2)。これに続くのが、「生産・在庫管理」(33.1%)などだ。「セキュリティ強化」や「BCP(事業継続計画)」は、上位には入らなかった。

図2●IT投資における中期的な重点投資分野(3位まで複数回答)
業績に直結する分野への投資を重視
図2●IT投資における中期的な重点投資分野(3位まで複数回答)
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 国内IT市場は明るさを取り戻しつつあるが懸念点もある。2014年4月からの消費税増税の影響だ。この調査は政府が増税を決めた後に実施(2013年10月29日~11月18日)しているため、増税の影響を多少は加味しているとみられる。だが、増税後に国内景気が大きく減速した場合、IT予算が大きく絞られる可能性はある。