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 2012年にシンガポールに現地法人を設立し、2013年10月にはタイとインドネシアに拠点を新設するなど、ASEANビジネスを加速させているTIS。シンガポールの現地法人で責任者を務めるTISI(シンガポール)の山本学マネージングディレクターが、最前線で陣頭指揮を執る。山本氏にASEANにおけるビジネスの現状を聞いた。

(聞き手は岡部 一詩=日経コンピュータ


現在の体制と実績は。

写真●TISI(シンガポール)の山本学マネージングディレクター
写真●TISI(シンガポール)の山本学マネージングディレクター
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 シンガポール拠点は、現在13人の体制だ。日本本社の産業部隊やERP(統合基幹業務システム)部隊、インフラ部隊から、営業と開発の人員をそれぞれ出向させている。2013年秋には、本社の金融部隊出身者を増員した。現地採用の人員は2人だけだ。

 日本本社からの出向者が多く占めているのは、中国をはじめとした過去の海外進出における反省点をふまえた結果。現地法人に任せきりになると、その体制以上のことができない。

 シンガポールで新たにチャレンジしたいのは、日本と同じレベルの知見や経験を持ったメンバーが日本本社と連携を取りながら、ソリューションを提供する体制を実現することだ。日本の顧客が海外に進出した際に、日本と同じ品質のサービスを提供することが狙いとしてある。それは、タイやインドネシアにおけるビジネスにも生きるはずだ。

 シンガポールに進出して最初の1年は、マーケティングに費やした。売上高も数百万円だった。今は、その約50倍になっている。顧客数としては、実績ベースで10社強だ。

タイやインドネシアにおける事業の状況は。

 2013年の秋に、2カ月程度かけて顧客開拓に集中的に取り組んだ。結果、かなりの手応えを感じている。多数の引き合いを得ることができた。