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 「Leading in a Digital World(新しいデジタル・ワールドをリードせよ)」――。これをテーマに、2013年10月6日~10日に「Gartner Symposium/ITxpo 2013」が米国・オーランドで開催された。そのキーノートのもようを5回にわたってお届けする。

 第1回目の今回は、ガートナーのリサーチ部門最高責任者であるピーター・ソンダーガード氏の講演だ。なお講演の動画は、ガートナーの日本語サイトから視聴できる。


 いま我々はデジタルの世界に生きている。すべての予算はIT予算。すべての企業はテクノロジーカンパニー。すべてのビジネスリーダーはデジタルリーダーになりつつある。そして、すべての個人はテクノロジーカンパニーになりつつある。

 我々は、デジタル産業経済(Digital Industrial Economy)の時代に突入している。本日は、この素晴らしい未来に向けて、皆さんがデジタルストーリーを書き上げるためのサポートを提供したいと考えている。

 2020年の未来へ少し旅をしてみよう。2020年には、「皆さんの企業、組織」「そのバリューチェーン」「エコシステム」は完全にデジタル化されている。実際に、デジタル化と、ソーシャル、モバイル、インフォメーション、クラウドの4つのトレンドの融合により生み出される「Nexus of Forces(力の結節)」が出会ったことによって、まったく新しい力が出現した(関連記事:テクノロジープラットフォームの新しい流れ、それが「Nexus of Forces」だ)。

 デジタルテクノロジーがビジネスプロセスとビジネスモデルの変化における継続的な改善を後押しする一方で、ビジネスモーメント(契機)では差別化の戦いが進められている。これらのビジネスモーメントを動的に探索することで勝利を収めることができる。

 ビジネスモーメントは、どこからともなく出現する一瞬の出来事であり、あらゆる場所に偏在するようになっている。それと共に、製品、時間枠、競合他社など、1つとして同じであることはない。

 この世界では、あらゆる出来事が加速している。なぜなら、我々はデジタルの時代に生きているからだ。この時代、情報は最も大切な資産である。また情報は物理的な現実を形作る。これがデジタル産業経済だ。