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 「Leading in a Digital World(新しいデジタル・ワールドをリードせよ)」――。これをテーマに、2013年10月6日~10日に「Gartner Symposium/ITxpo 2013」が米国・オーランドで開催された。そのキーノートのもようを5回にわたってお届けする。

 第4回目の今回は、ガートナーでリサーチ部門バイスプレジデント兼最上級アナリストを務めるニック・ジョーンズ氏の講演だ。ジョーンズ氏は、2020年に向けたデジタル産業経済においてキーとなる新しいテクノロジーを3つ挙げた。なお講演の動画は、ガートナーの日本語サイトから視聴できる。


[前回から読む]

 デジタルストーリーは、テクノロジーによって書かれている。テクノロジーによって、ビジネスの原則が解放される。そして、テクノロジーによって次のことが可能になる。(1)ビジネスプロセスの最適化、(2)新しいビジネスモデルの作成、(3)ビジネスモーメントの識別と探索――。

 これが、すべての企業がテクノロジーカンパニーになるという理由だ。ではどのテクノロジーをチェックすれば良いのか。それらのテクノロジーはどのように役に立つのか。3つの点に目を向けてみよう。

  1. モノのインターネット(Internet of Things:IoT)
  2. 3Dプリンティング
  3. オートメーテッドジャッジメント(意思決定の自動化)

 この3つだ。

スマートオブジェクトが新しい形の価値を生み出す

 「モノのインターネット」は、無生物に生命を吹き込む。この世界では、あらゆるモノがスマートに、ネットワーク化される。これらのスマートなモノ、スマートオブジェクトは、それぞれの環境と状態を検知し、レポートする。中にはコントロール可能なモノもある。すべてが、新しいタイプの価値を顧客へ提供する。