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 利用部門1000人とIT部門500人に実施した緊急調査から浮かび上がったのは、意識やイメージの大きな落差だ。IT部門を「抵抗勢力」とみなす利用部門も少なくない。

 利用部門が自社のIT部門(情報システム部門)に対して抱くイメージと、IT部門の自己評価との間には多大なギャップが存在する。本誌が実施した「IT部門に関する調査」から、こうした実態が浮かび上がった。利用部門は、IT部門が思っている以上に辛い評価を下している。

 同調査は日経BPコンサルティングの協力を得て、ユーザー企業の利用部門・IT部門1500人に実施したもの。結果から、IT部門が抱える数々の問題点が明らかになった。

「ニーズの理解度」「柔軟性」に意識の差

 IT部門と利用部門の意識の差が顕著だったのは、(1)利用部門の悩みやニーズの理解度、(2)ビジネス環境の変化に対する柔軟性、(3)仕事への基本姿勢(自発的かどうか)、の3点。(1)ではIT部門の53.8%が「理解している」と回答したのに対し、利用部門は33.6%と、20ポイントもの開きがある(図1)。

図1 IT部門の自己評価と、IT部門に対する利用部門の評価
著しい意識差が存在する
図1 IT部門の自己評価と、IT部門に対する利用部門の評価
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 (2)で「柔軟性がある」と答えたIT部門は58.7%であるのに対し、利用部門は27.1%。(3)では「自発的」と回答したIT部門は30.5%だが、利用部門は15.7%となった。