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 突如大ヒットしたものの、それが原因でアプリの削除に至るなど、アプリマーケットで世界的に大きな話題を振りまいた「Flappy Bird」。この出来事は、特に個人でアプリ開発を手掛ける人達に対して、アプリマーケットの難しさを突き付けた。

人気急上昇の直後に削除された「Flappy Bird」

 ここ最近、アプリマーケット界隈で世界的に注目される大きな出来事がいくつか起きている。中でも特徴的な事例といえるのが、「Flappy Bird」というアプリに関する出来事だ。

写真1●削除された「Flappy Bird」
写真1●削除された「Flappy Bird」
人気が急上昇した直後にマーケットから削除され、大きな話題をふりまいた。
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 Flappy Birdは、ベトナムの個人開発者が作ったインディーズゲームの1つ(写真1)。画面をタップして鳥を上下に操作しながら、土管のような障害物をかわしていく、非常にシンプルなゲームだ。だが難易度が極めて高く、しかも繰り返し遊べる手軽さも手伝って、“中毒性が高い”と急速に人気を集めた。

 Flappy Birdは公開当初から人気を博していたわけではない。公開されたのは2013年5月のようで、しばらくは特に注目される存在ではなかった。それが何のプロモーションもしていないにも関わらず、今年の1月から2月ころにかけて、突如米国などのApp Storeの無料アプリランキングで順位が急上昇。最終的にはランキング1位を獲得し、さらにダウンロード数も5000万を超えたことから、大きな驚きをもたらしたのだ。

 だが驚きはそれだけではない。Flappy Birdはこんなにも人気を獲得したにも関わらず、作者は2月9日に公開を停止すると発表した。その後Flappy BirdはApp StoreやGoogle Playから削除され、現在はダウンロードできなくなっている。