PR

 今後、フラッシュ化が進む中で、ストレージはどういった姿になっていくのだろう。フラッシュが全盛となったとき、ハードディスクは淘汰されてしまうのか。既に、フラッシュの次を担う“新しいメモリー”の姿も見えている。技術の進化や、製品コストなどを踏まえ、ストレージの未来を考えた。

(司会は森山 徹=日経コンピュータ)

(写真:北山 宏一)

司会:

 ストレージ製品の未来というテーマで締めたいと思います。新しいフラッシュ、次世代メモリーが出てきている中でどういう方向で製品を伸ばしていくのか。「ソフトウエアデファインド・ストレージ」も話題です。

EMC:若松

 HDD(ハードディスクドライブ)かフラッシュか、どのフラッシュかというより、それらを活用するストレージシステムとして考えたときに、これまでのストレージシステムは専用ハードウエアに依存し過ぎてきたという点があると思います。それにより顧客のコストは増大し運用は複雑化しています。それを今後も続けるのかという点を考えないといけないと思います。今ソフトウエアデファインドが話題になっている理由の多くもそこにあると思います。

 ストレージの要件は性能要件だけ見ても多様化しています。変化のスピードも加速しています。それに対して、ハードウエアよりソフトウエアのほうが、早く安く対応できます。より安く、より効率よく、という方向性も変わりません。アプリケーション開発の動向からも、より安いものへニーズが加速してくるというトレンドを感じています。ハードウエアに依存しないソフトウエアを開発し、いろいろなハードウエア上に展開、使用できるようにしていくことが、顧客のメリットにもなります。おそらく、それが長期的にストレージの未来につながるのではと考えています。