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 この「極言暴論スペシャル!」の後半の2回は、ユーザー企業のIT部門の視点でITベンダーとの関係などをどう見直すべきかについて考える。「前半の2回ではITベンダーの立場で『IT部門を外せ』などと言っておきながら、お前はどういうつもりか」などとお叱りを受けるかもしれないが、私は両者の立場で論じることに矛盾を全く感じていない。

 というのも、ITベンダーもIT部門も“ピンキリ”だからである。ITベンダーならピンのIT部門はともかく、キリのIT部門に“忠義立て”する必要はない。一方のIT部門も、キリのITベンダーをいつまでも便利使いしているようでは、これからの時代に対応できなくなる。

 ちなみにキリのITベンダーとは、日本のIT業界の多重下請け構造に安住し、「おっしゃっていただければ何でも作ります」といった受け身営業で人月商売をしているだけの企業だ。一方、間接部門の奥の院に引き篭もったままで、経営や事業部門とうまくコミュニケーションが取れないようなIT部門はキリである。

 こうしたキリのITベンダーやIT部門が世の中の大多数のような気がするが、ピンとは言えないまでも、強い危機感を持ち自分たちの現状を変えようとしているITベンダーやIT部門も少なからず存在する。私はそういう人たちに向けて「極言暴論」を書いている。前置きが長くなったが、早速IT部門向けに“暴論”を始めよう。