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 年初に、ITについて考えるのならまずスマートフォンと向き合うべきだ、という記事を書きました(関連記事:あなた対スマホの年)。改めて、ITの世界はスマホありきで動いていると実感させられるニュースが続きました。

 今日は、「Microsoft、iPad向けOfficeアプリケーションを無償提供開始」を公開しました。同時に、Dynamics CRMやSkypeなどいくつかのサービスについても、マイクロソフトはiPad向けに最適化したアプリを発表しています。Office Mobile for iPhoneとOffice Mobile for Androidも一般向けに無償でダウンロードできるようにしました。

 以前から予定されていたことではありますが、これだけの数を一気に発表したことに驚きを感じます。Officeは同社のドル箱です。いよいよポストPCの時代に覚悟を決めたと見ればいいのでしょうか。

 昨日は、ヤフーがイー・アクセスとウィルコムの事業を3240億円で買収すると発表しています(関連記事:ヤフーがイー・アクセスを買収、モバイルインターネット事業「Y!mobile」開始「ヤフーと同じくワイルドな会社に」、イー・アクセス買収の狙い)。会見の様子を詳しく伝えた「『3カ月で決めた』『MVNOでは無理だった』、イーアク買収のヤフー宮坂社長一問一答」を読むと、「OTT(Over The Top)プレーヤーが、MNO(移動体通信事業者)を買収するという、世界的に見ても類を見ない手を打ってきた形だ」という一節が目に飛び込んできます。

 「爆速」をモットーにスマホ向けサービスの充実にひた走るヤフーですが、この展開は予想していませんでした。両社からは、「ヤフーと同じくワイルドな会社に」、イー・アクセス買収の狙いにあるワイルドという言葉がぴったりな印象を受けます。

 世界に目を向けると、スマホでの覇権を賭けたフェイスブックの巨額買収なども起こっています(関連記事:Facebook、メッセージングアプリ『WhatsApp』を約160億ドルで買収へ)。スマホ時代に世界と渡り合あおうとすれば、これくらいワイルドなのが当たり前の姿なのかもしれません。