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 「Office用アプリ」は、Office 2013で追加された新機能の一つです。今回は、少し本格的なアプリ開発に挑戦してみましょう。Web APIを使えば、実用度の高い機能を簡単に実装できます。

 前回は、「メモ帳」などのテキストエディタを使って手軽にOffice用アプリを作る方法を解説しました。今回は、より実用的なアプリを作成してみましょう。

 Office用アプリは、XML形式のマニフェストファイルと、アプリ本体であるWebページで構成されます。前回までに解説した通り、JavaScript API for Officeライブラリ(Office.js)を読み込むことで、アプリからOfficeドキュメントに文字列を書き込んだり、Officeドキュメント上の文字列をアプリに読み込んだり、といったことが可能になります。アプリ本体がWebページということで、Web上で公開されている様々なWeb APIとも親和性が高く、さらにjQueryのようなJavaScriptライブラリを使って効率良く開発できるのも、Office用アプリの大きな特徴です。

 そこで今回は、Web APIを活用した3つのOffice用アプリを作ってみることにします。マニフェストファイルやアプリ本体となるWebページを作成・配置する方法、ローカル環境でWebサーバーを動かす方法については前回の記事を参照してください。

郵便番号から住所を検索して文書に入力するアプリを作成

 1つ目は、郵便番号から住所を検索して文書に入力できるアプリです(図1)。郵便番号から住所を検索するためのWeb API「ajaxzip3」を使って実現します。

図1●まずは、郵便番号から住所を検索してExcelに入力できる作業ウィンドウアプリ「郵便番号から住所入力」を作ってみよう
図1●まずは、郵便番号から住所を検索してExcelに入力できる作業ウィンドウアプリ「郵便番号から住所入力」を作ってみよう
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