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 クラウドサービスの急激な普及に、WANも変わろうとしている。通信事業者は新市場を狙うキャリアクラウド戦略を推進すると同時に、変化するWANへの対応も同時に進めている。

 WANへのニーズは、(1)データセンター同士の接続、(2)ユーザーとデータセンターの間の接続─の大きく2つに分けられる(図1)。

図1●クラウドの普及でWANに求められる新しい要件
図1●クラウドの普及でWANに求められる新しい要件
ユーザーの環境変化に伴ってWANに求められる要件が変わってきた。
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 データセンター同士の接続は、クラウドの台頭で出現した新たなニーズだ。あるデータセンターにデータベースを置き、別のデータセンターでWebサーバーが稼動するような形態がある。また、バックアップやバッチ処理がデータセンターを超えて実施される機会も増えそうだ。「データセンター間ネットワークには広帯域と低遅延が求められるようになっている」(BTのバッキンガム ジェネラル・マネジャー)。

 広帯域と低遅延のニーズに加えて、IDC Japanの小野シニアマーケットアナリストは、「今後は帯域の可変化、QoS(Quarity of Service)のコントロール、プロビジョニングのオンデマンド化といった機能についてもニーズが高まっていく」と予測する。