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 このような状況ですから、新しいアプリケーションを自社で開発するときに、ゼロから全部自分たちで作る必要はなく、ツールキットやコンポーネントを使えばいい。自分でよいと思ったものを選んでそれをベースにして、足りないところ、欲しいところを作っていく。こうしてスピードアップとコストダウンをしていくことができるのです。

 新たなベースは必ずどこかで誰かが作っている、それを見つけて買って、集めて、素早く走る。多くの人がアプリケーションを作り直さないといけないと分かっているけれども、全部をゼロから開発するのは大変だと思って、そこで止まっている。でもその必然は無くなっているのです。

日高:どこにいいものがあるか、そういう目利きというか、違いがはっきり分かる力は必要ですね。その力はやはりインソーシングによって得られる。インソーシングというのは、仰る通りで、何でも自分でやるということではなく、一番大事なところは全部、戦略も含めて自分でやって、そうとは言えないところは、アウトソーシングや場合によってはクラウドファンディングを使っていく。そういうことを全部自分たちで分かってできる。それがインソーシングの一番大事なところですね。分かっているから、アウトソーシングやクラウドファンディングを使えるわけです。

-「後編」に続く-