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 これまで新しく何かを作ろうとすると、ノウハウと時間が必要、もちろんキャピタルも沢山用意しなければならなかった。今ではインターネットのマーケットを使って、ノウハウもお金も集められ、時間を短縮できます。

 この仕組みを使えば、「これは1年前にはなかった製品だ」「この会社は1年前にはなかった」と言われるような成果を短期間で上げられるようになります。誰でもできる可能性が出てきました。本当に大きな変化だと思います。

 小さい会社にとって、新しく何かを作れるメリットがある。大きい会社から見ると、今までのコンペティターではない会社が全然違うコーナーから出てくる可能性がある。ですから大きい会社もマインドセットを新しい方向に向けないといけない。そうすれば大きい会社にとってもチャンスになるでしょう。

「グローバルな会社を作る」ビジョンに共鳴

日高:マネックス証券では、新しい動きをどう取り込んでいるのでしょうか。そもそもピーテルさんは何でマネックスに移ったのですか。

フランケン:マネックスグループ、マネックス証券のCEOである松本大に初めて会ったのは10年以上も前のことでした。その後も何度かやり取りがあった。そして、2年前に松本がマネックスをグローバルな会社にしようと考えたとき、「手伝ってほしい」と声をかけられました。

 マネックスは素晴らしいリーダーがいる面白い会社だと思っていましたし、ビジネスとしてもオポチュニティーが大きいと感じました、そういう場所で働いてみたかった。僕はかなり大きい金融機関でキャリアを積んできましたから、アントレプレナーシップがある、もっと小さい会社を経験したいと考えていたところでした。

日高:グローバルにビジネスを広げるという方針を知って入ったのですか。

フランケン:はい、そうです。松本は、グローバル経験があるITリーダー、日本とアメリカと両方知っている人材を探していたのだと思います。でもこれは私の考えなので本当は全然違うかもしれない(笑)。